2017/03/29

宝塚市立良元小学校育成会 涙の卒業式

葵です。

3月21日(火)

宝塚市立良元小学校 育成会の卒業式に
アンニョン・クレヨンの二人で顔を出させてもらいました。


時間の関係で、第一部の三年生の劇しか見ることができませんでしたが、
“良元小育成会の目標を劇にしたい”という子ども達の案、
内容、一所懸命頑張る姿、とても良かったです!
最後に演じてくれた目標は、「ともだちを大切にする」というような内容のもので、
最後の最後に、みんなで『ともだち』を歌ってくれて、
とても嬉しかったです。
(この日誰よりも私が最初に泣いてしまったかも。。)





育成会、小学校ともに先日卒業した6年生のみんなとお話しも出来て良かった。

彼らが1年生の時から、
コンサートや福島プロジェクトで関わらせてもらっている私たちにとっても、
非常に感慨深い、彼らの卒業。


第二部の卒業証書授与式に参加出来なくてとても残念だったけど、

きっと涙涙の卒業式になるだろうな、ということは想像できていた。

なぜなら、子ども達だけでなく、最後の最後に、育成会のM先生にも、
この日、卒業証書が渡されることを事前に聞いていたから。
(M先生は任期を全うされ、宝塚市内の他の小学校の育成会へと転任されます。)

長年、良元小学校育成会を引っ張って来られ、
子ども達にも先生方にも大変慕われていたM先生。

子ども達にいつも100%で接するお姿、
時には叱り、時には抱きしめるお姿も、
本当に母親のよう。

子ども達にとっては、毎日、このM先生が育成会で迎えてくれることが当たり前。

そんなM先生が、この3月末をもってこの育成会を離れることを、
この日、この卒業式の第二部の卒業証書授与の時まで、子ども達には知らされていない。


第一部を終わり、おいとまする前に
M先生に、改めてご挨拶させていただきました。
この時にはM先生の目にはもう光るものが。


その日の夜、
先生方からお礼のお言葉と、
第二部の様子のご報告のメールをいただいたのですが、

M先生の良元小育成会の卒業は、
子ども達にとっては予想以上の衝撃だったようで、
号泣する子もたくさんいたそうです。



こんな時、
涙って、どうして出てくるんだろうね。
目には見えない、絆。
濃密な時間を一緒に過ごしたからこそ、湧き上がるもの。
あなたに出逢えたからこその、奇跡(軌跡)。

そんなことを子ども達にお話ししたくなりました。



最後に、その後のM先生とのメールのやり取り、良かったら読んでください。
お別れ・旅立ちの季節、もしかしてナーバスな気持ちになってる誰かの励ましに
少しでもなれたら、という想いで、以下に掲載させていただきます。


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(葵→M先生へ)

二部のご様子、
ものすごく目に浮かんできて、私も涙が溢れます。
子ども達にとっては家族とお別れするくらいの衝撃だと思います。
だけど、だからこその影響も大いにあるような気がします。
きっと子ども達は、M先生を失う(と言っては語弊がありますが)ことによって、
大きく成長するような気がします。母親と同じですね。。

それだけのものを、日々、子ども達、他の先生方と築かれて来られたM先生を
本当に尊敬します。

長くなりましたが、
私たちからも、本当に本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします☺️


(M先生からのお返事)

葵さんの言葉に、涙溢れました。
温かい言葉ありがとうございます。
子ども達が、より成長してくれるよう願って、残りの日々を大切にしたいと思います。
出会いと別れ、私は別れが大切だといつも思っています。
次に繋げる、いい別れを、子ども達とも先生方ともできるように頑張ります。



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