2017/01/17

2016.11.25 宝塚市立高司小学校で人権コンサート

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


年始に私、葵が「良性発作性頭位めまい症」を発症し、
身動きの取れない状態の中で色んな想いと自分の置かれている状況を一旦冷静に受け止め、
お世話になっている皆様には一旦活動休止のご連絡をさせていただきました。
今現在は、順調に回復しております。
ご心配をおかけしまして、申し訳ございませんでした。
お医者さん曰くもうしばらくは出来るだけ安静に、とのことですので、
これを機に、ゆっくりと丁寧に、アンニョン・クレヨンと自分自身の、
今後のビジョンを立て直してみたいと思います。
また報告させていただきます。
度々お騒がせして申し訳ございませんm(__)m

突然ですが、1つ告白しますと、
私は実は全然強くない、のです。
(え?そのまんまですか?笑)
子ども達の前では格好よく、いつも笑顔でいたい、いなければ!
との想いが強い反面、影でコソコソ一人孤独に、
弱くて情けない自分とずーっと闘ってきたような気がします。
講演の中でお伝えすることもあるのですが、
私は今もまだ、過去に受けた心の傷の影響らしきもの(PTSD)を

完全に克服出来ていないところがありまして、
そんな情けない自分が出てこないように懸命に蓋をして、
強い人を演じているのかもしれません。。
そして大体10年に1度、こうやって倒れます。
身体と心が悲鳴を上げるのでしょうか。
自分でも気がつかないうちに。。

そして今日、ふと思ったのです。
この自分の弱さも勇気を出して見せていった方が、
もしかしたら子ども達にはより何かが伝わるのかもしれない?
同じように苦しんでいる人を、一人でも、楽に出来るかもしれない?
蓋をするのではなく、開放してみようかな?
格好つけるのではなく、さらけ出してみようかな?
子どもたちにはそうしてほしいと伝えてますものね。
まずは自分から、ですよね。
そこからもっと何か開けてくるのかもしれませんね。

…と、長々と独り言をすみません。
いつも見守ってくださっている皆さんには、
本当に感謝しています。
さて、本当は昨年中に更新したかった講演報告のブログ、
ゆっくりと丁寧に振り返りながら更新していきたいと思います。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。


ここから本題 ↓

『2011,11.25  宝塚市立高司小学校で人権コンサート』

石川県加賀市の中学生たちとの素晴らしい出会いの後は、
宝塚市立高司小学校での人権コンサートでした。

色んな地方の子どもたちに会えるのも、
地元である宝塚市の子どもたちに会えるのも、
どちらもそれぞれ格別な喜びがあります。

この度は高司小学校の校区人権推進委員長様からご依頼いただき、
4,5,6年生のみんなと、保護者・地域の方々を対象に、
50分間のトーク&コンサートをさせていただきました。


最近の講演では、葵の体験談の中で、
とても辛かった出来事があった時の気持ちに寄り添ってくれる歌の1つとして、
『翼をください』という名曲をカバーさせてもらっており、
この日も歌ったのですが、歌いながら、途中、感動で涙をこらえるのに必死でした。
一緒に歌ってくれた子ども達の歌声が素晴らし過ぎて!!

歌もお話もキラキラしたまっすぐな瞳で聴いてくれて、
その姿勢からみんなのやる気パワーをビシバシ感じました。
発言も積極的にしてくれて、
盛り上がるところは最高に盛り上がりました!







この日も自然と沸き上るアンコールをいただき、
大きな声援と拍手をいただきながら感動の暗幕。

そしてこの後、更なる感動が待っていました!

参加者の皆さんがザワザワと退室されていく音が聞こえてきたので、
感激で胸がいっぱいになりながら、片付けを始めていると

「アンニョン・クレヨンさーん!」

と呼ぶ子ども達の声が。
「ん?」と思いながらも幕を隔てて様子を伺っていると、
その声はだんだんと増え、大きくなっていくので、
「あれ?どうしたんだろう?」と思って幕の外を見てみると、
一部の子ども達と、お二人の先生が
整列してこちらを見て待っていてくれていました。

そして一人の先生がこうおっしゃられました。

「6年生です。この子達は、素敵な大人に出会ったらいつも握手してもらうんです。お二人にも握手したいらしいのですが、いいですか?」

…もうこの先生の言葉にまず感動です。

「もちろんです!嬉しいです!」

そして一人一人と握手させてもらったのですが、
握手する際もまた更なる感動…。

一人一人がしっかりと目を合わせてくれて、
「ありがとうございました!」
「楽しかったです!」
「また来てください!」など、
自分の言葉で言ってくれたんです。
そこにいた全員が! です!

6年生のみんな、ありがとう!


もう私、ウルウルしっぱなしでした。
なんと素晴らしい子ども達! 宝塚の未来は明るい!!
本気でそう思いましたよ☆

その後も保護者の方々から、
「うちの子は3年生で参加してなかったんだけど、聴かせてあげたかった~」
「全校生に観せてあげないともったいない!!」
などの嬉しいお言葉をいただきました。

なんせ、校区人権推進委員長のTさんをはじめ、
この校区のオトナの皆さん、高司小の先生方も、とっても明るい!

私たちも、もっともっとパワー出して明るく子ども達を引っ張っていかなきゃ!
と、教えられることもたくさんあった有意義な日となりました。

高司小学校 関係者の皆さん、
本当にありがとうございました!


いただいたサンドイッチも美味しかったです!
ありがとうございました!