2012/06/25

ありのままそうま2

前回の「ありのままそうま」
「なんちゅうえらそうなやっちゃ!」などのおしかり多数ありがとうございました。
小学生のときのぼくのありのままなので
かこはどうかみずにながしてくださいね。

こりずに話は高校へすすみます。

高校生のとき、たばこをすっているともだちがいました。

ぼくらは学校のかえり、スーパーでアイスクリームを買ってたべていたら
その彼が、ライターでカップのアイスを溶かしはじめました。

固かったんだって。

そこにぐうぜん生活指導のせんせいが通りかかり、さぁたいへん。
たばことライターをみつけた先生は、大怒りで「ガッコー!!」
とさけんでどっかにいってしまいました。

「学校に来い」という意味だとおもい、ぼくらはとぼとぼ学校にむかいました。
その途中、その彼がぼくらにうちあけました。
「頼むからなんとか嘘ついてごまかしてくれ。おれ、次なにかみつかったらクビになるねん」


学校につくとぼくらは別々の部屋へつれていかれ、尋問をうけましたがそのたばこは彼のものではない。と嘘をつきました。

よくじつ、
学校でいちばんらんぼうな先生が、ぼくの軟禁されていた部屋にくるなり
机をドーーンとたたき
「お前、いつまでしら切るつもりじゃ!○○はもう全部吐いたぞ!この紙にほんまのこと全部書けーー!!」

とどなりました。

ぼくはびっくりして、ついに観念し、ほんとうのことをかきました。

するとその夜、その彼から電話で
「お前言うたやろ!?」

と言われました。
どうやらぼくはその先生にうそをつかれたのです。

それから高校を卒業するまでの約一年半
ぼくはうそつきのレッテルをはられ先生とすれちがう度にいやみをいわれました。

ぼくらは一週間の謹慎処分で学校をやめずにすんだけれど
ここで言いたいのは
ともだちを守ろうとがんばったことをほめてくれるようなせんせいがひとりもいなかったということ。

だからぼくはできたらそういうおとなになりたいのです。




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