2015/07/03

6月6日 韓国会館(民団)での地域交流イベント

6月6日(土)

韓国民団宝塚支部(韓国会館)で行われた
“宝塚市にある韓国民団と地元の市民の、国籍にとらわれずに交流する”
という主旨のイベントに参加しました。


このイベントを企画されたのは、トライアングルというバンドで活動する原さん。

お仕事の関係で、長年、宝塚市でたくさんの在日コリアンの方々と交流を持ち
その中で感じたこと、思い描いていたことを今回実現できた
とおっしゃっいました。

近隣の方々にも、気軽に韓国会館に足を運んでもらい
在日コリアンの方々との交流のきっかけになれば。。

韓国民団は、こういった交流イベントの場として
韓国会館を提供また、近隣のお店も巻き込みながら地域の貢献にもつながれば。。

なるほど!


原さんの熱い想いはこの日、形となり、
たくさんの在日コリアンの方々、
そして、初めてここを訪れるという
近隣の方々もたくさん集まってくださいました。
市役所のお隣にある"ここ弁当"さんも
ビールや軽食をみなさんに振る舞ってくださいました。





16:00
コンサートが始まりました。


トライアングル、原さんの心の込もった歌声とMCは、
観客の皆さんの心をしっかりと掴んでいらっしゃいました。




そして、ジャグリング&ダンスのRYUMAくん登場。
大活躍ですね!
Very Jam Dance Skoolのゆみ先生とのダンスも息ピッタリ!

 RYUMAくんはお父様が韓国籍。
発達障害を持ちながらも、ジャグリングの上達ぶりには誰もが目を見張ります。
絵の才能も素晴らしいんですよ。



そしてアンニョン・クレヨンも、心を込めて歌いました。
ふるさとを想う気持ち、子は宝。命の大切さ。
国は違っても、誰にも共通する“愛”が平和への道しるべだと信じて。
音楽のチカラを信じて。
         


唯一、葵が歌える韓国語の歌(葵の母が昔からよく口ずさんでいた)
『アリラン』という民謡に合わせて会場中みんなで踊ったり、
アンニョン・クレヨンのオリジナル曲、
『ともだち』や『みんなのうた』では、
子どもたちが前に出てきて、どこの国?とか
そんなの関係無く、みんなで手を繋いで一緒に歌い
おおいに盛り上がりました。

そんな子どもたちを目を細めて見守る大人たちの笑顔も
どこの国でもきっと同じではないでしょうか。

会場には、3年ほど前にひらい人権文化センターで行った
人権トーク&コンサートにお越しくださった方々も
数名みえられていて、久々の再会に手を取り合って喜びました。

「あれから更にがんばってるんやね〜 応援してるよ〜」と
激励をいただきました。


"やった"という形だけではない
なにかが確実に前進した良いイベントだったと思います。

参加させていただき光栄でした。

今後も続くことを願っています。
ありがとうございました。


最後に、
この日、壮真が個人的に発信した手記を転載します。


今日は16:00から民団宝塚支部(在日本大韓民国民団)でのコンサート。
日本人も韓国人も宇宙人も宝塚人も知り合うきっかけになる第一歩。
そんな日に、西公民館でヘイト・スピーチに法規制を求めるというイベントが
13:00から宝塚の西公民館であるらしく、小林界隈が物々しい雰囲気になっていました。
日本の国旗をたくさん掲げた街宣車が集結し、
警察官は防弾チョッキのようなもので身を固めています。
ぼくは個人的にどちらの主張にも見方はしないつもりですが
慰安婦や在日韓国人への差別問題は置いておいて、一つ、
私事と関係のあることとして、大きなスピーカーで悪口を言いまわることに
道路の許可を与えるというのはやはり違うとおもいます。
そういうものをこども達に聞かせたらアカンとおもいます。
若いころストリートライブをしてよくおまわりさんに叱られました。
「道路の許可とってんのか?」と。
なので「どうしたら道路の許可がもらえるんですか?」と聞くと、
「そんなもん取られへん!」と言われました。
いろんな意見はあるとおもいますが、
ぼくらのしょうもない歌はあかんくて(いや、これもアカンのもわかります)
大きな声で文句を言うのはOKという理屈はどうしても納得がいきません。
両方あかんやろ?とぼくはおもいます。
意見がぶつかること。いろんな主張があることはステキなこと。
そうしてきっと良くなっていくとおもいます。
どうか怪我をする人がいませんように。


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