2014/09/19

『山口でうまれた歌』レコーディング 旅日記


「山口でうまれた歌」という、
文化の地産地唱(消)を目指し、山口の季節と風情にこだわった、
懐かしく暖かみのある歌を広めるプロジェクトがあります。

プロデュース・主な作詞作曲は、作家の久保研二先生
主な歌唱・音楽制作は、NHK“みんなのうた”でもご活躍のシンガーソングライター
落合さとこさんが手掛けておられます。


私たちが宝塚に事務所を構えて間もないとき、向かいのFさんから貸していただいたCDが
この「山口でうまれた歌vol.1」でした。
人の縁というものはほんとうに不思議なもので
この度、その「山口でうまれた歌」の新曲を歌う機会がアンニョン・クレヨンに巡ってまいりました。


その歌たちが生まれるのは、
標高約300m、自然豊かな癒しの場所、“佐々並音楽堂”。








ここへ訪れ、作品がうまれるお手伝いができたことに、
とてもシアワセを感じております。
歌の録音は、落合さとこさんの音楽工房“猫髭うたたね舎”で。





なんてかわいい看板でしょう♪(写真)
癒しの土地、空間で、素敵な歌を、楽しく歌い、
素晴らしい時間を過ごしてまいりました。







『秋の部屋』という歌です。
歌が完成したら、山口CATVなどでも放送される予定です。

落合さとこさんにもコーラスで入っていただき、
なんとも嬉しく楽しいレコーディングでした。



落合さとこさん ブログ
http://d.hatena.ne.jp/satoko_ochiai/20140915/1410777352


「山口でうまれた歌」HP
http://www9.plala.or.jp/yamauta/


※落合さとこさんは、11/1の宝塚音楽回廊に出演され、
  11/2には逆瀬川ギャラリー・ポォでもLIVEをされます。
  また詳細わかり次第、情報をUPさせていただきます。





さてさて、佐々並音楽堂は、
山口県萩市の佐々並という所にあるのですが、
それはそれは素晴らしく素敵なところでした。


〈 環 境 〉

水車



黄金色の稲穂




音楽堂のすぐ裏手に、ちょっとしたお山があり、
着いて早々、そこへ登ってみした。
あれ?遠くの方に、虹?
いえ、虹ではないな。
オーロラ?不思議な七色の光が…



久保先生撮影のお写真を拝借。
神秘的です。
お山を下ると見えませんでした。
なんてすごいタイミング。




音楽堂の中には広い素敵なホールがあり、
この場所で 久保先生に、
素晴らしい音楽たちと、
とても貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。
すごいお話です。そして大切なお話です。
気がつくと、周りの景色が変わって見えていました。
それぐらい、大きなものをいただいてきました。






縁側



ホールから見える景色



楽器もたくさん。


やはり歌いたくなる。




〈 食 事 〉

更に感動したのは、
御飯時になると、久保先生は久保シェフと化し、
3日間、手料理を振る舞ってくださり、
そのお料理たちのなんと美味しいこと!



美味しいお水、美味しいお米。
土鍋で炊かれたご飯は
粒が立ってました。技ありですね!







          





夕飯の中華。
麻婆豆腐と棒棒鶏。
最高に美味しかったです!




朝食。
お野菜がたくさん乗ったピザトースト。
お野菜も新鮮で美味しい。
なすびがとっても美味しかったです。
目玉焼きも、なんでこんなに美味しいの?



珈琲も美味し〜〜!
厳選されたこだわりの珈琲豆であることはもちろんのこと、
美味しいお水であることが、
やっぱりとても大切なんですね。





子ども用も丁寧にご準備くださいました。



夜食。
佐々並うどん。
なんとこのおうどん、久保先生プロデュースだそうです!
モチモチしてて、これはやみつきになりそう。
お出汁ももちろんかつおぶしや昆布から取って常備されておられ、
お手製うどん、もう最高に美味しかったです!









朝食。
サンドイッチ。


最後にいただいた、
ランチのナポリタン パスタ。
(ナポリタンはスパゲッティというべきでしょうか)
今までの人生で一番美味しいナポリタンでした!




〈 お風呂 〉

も一つ最高だったのが、お風呂。
なんと五右衛門風呂!
毎日ここで薪(廃材)をくべて
お風呂を沸かしておられます。
めちゃくちゃ身体が温まります。




〈 S L 〉

この辺りには、SLが走っており、
「ぜひ見に行きましょう」とお誘いいただき、
湯田温泉駅へ連れていっていただきました。

昨年、この地域は集中的な豪雨で大きな被害に遭い、
SLもしばらくその姿を見ることが出来なかったそうなのですが、
今年の春先に復活、先月に全線開通を果たしたとのことで、
今回この旅でSLを初体験出来るとは、
なんとラッキーなことでしょう。





しかも、「ホームの方がよく見えるから」と、
切符を2枚だけ買ってきてくださり、
私たちに渡してくださいました。
なんて嬉しいお心遣い。




久保さんとさとこさんは少し遠くから見守ってくださっていました。



まだかな、まだかな。





きたーーー!



きたきたーー!



わぉーーーーー!


現れたのは「貴婦人号」
シュッとした面持ち、カラダは黒光りしていて、
とってもカッコイイ!


見とれている間にお客さんの乗降が終わり、
乗務員のおじさんが、しきりになんか言ってる。
なになに?

「耳を塞いでーー!」

「は、はーーい!」

耳を塞ぐか塞がないかのうちに、汽笛が…

ポーーーーーーーーーーーーーーーーッ

「!!!!!!」

それはそれは、大人でも鼓膜が破れるかと思うほどの、
体験したことのない本当に大きな音でした!

事前に久保さんと、さとこさんから
「すごい音だよ。これは体験しないとわからない。」
と言われていた通り、
これはぜひぜひ皆さんにも一度体験していただきたいです。





SLの汽笛の動画を
アンニョン・クレヨンFacebookページでUPしてますので
よろしければご覧ください。
(“いいね!”もお待ちしております。)



〈 ハルシさん 〉

楽しく有意義な時間はあっという間。

久保先生のお父様のハルシさんとも
一緒に食卓を囲ませていただき、
戦時中の貴重なお話を聞かせてもらったり、
ハルシさんの故郷であり、葵の故郷でもある尼崎市の
話で盛り上がったり。
笑顔の素敵なハルシさんにもまた会いにいきたいです。




久保先生のHPやFacebookでは、
ハルシさんとの介護の日々についても
触れておられます。





上質な音楽に触れに、
そして、生きて行く上で大切なことを確認しに、
またきっとここへ訪れたいと思いました。





久保先生、さとこさん、
そして大自然の恵みに感謝。

本当にありがとうございました。





山口でうまれた歌『にんじん』
 作詞・作曲 /久保 研二   うた / 落合さとこ

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