2012/10/05

兵庫青野原病院での公演


アンニョン・クレヨンです。

今日は待ちに待った
兵庫青野原病院での公演でした。

今日のこの日が実現したのは、
兵庫青野原病院に勤務されている
1人の児童指導員さんからのお電話がきっかけでした。

その児童指導員さんは、
重度の患者さんがたくさんいらっしゃる病棟を担当されており、
「何か患者さんたちに喜んでもらえることはないか」
そんな想いで私たちのことをインターネットで見つけてくださったのです。
私たちも喜んでお引き受けいたしました。

そして、打ち合わせに一度お邪魔させていただいた際に、
病棟を見学しながら、今日の観客となる皆さんのことを
紹介してくださったのですが、
ほとんど寝たきりの、本当に重度の患者さん達を目の当たりにした瞬間は、
正直、息を呑みました。

でも、
ほとんどしゃべることの出来ない患者さん達の少しの口の動きや表情を見るだけで、
何を言っているのか、何を伝えたいのかを瞬時に汲み取ってしまい、
お1人お1人に、溢れんばかりの愛情と笑顔で接するスタッフのみなさんの姿を見て、
私たちはとても感動し、「この病院にはナイチンゲールがいたね!」
と声を揃えて言いました。


こうして、今日、本番を迎え、
先日ご挨拶させてもらった時に、
患者さんからいただいたリクエスト曲も交えながら、
約50分間、皆さんと、とても楽しい一時を過ごすことができました。

リクエストしてくださった、あの方やあの方の笑顔も見れて、
私たちも心から嬉しかったです。


終演後、
「体調が悪く参加できなかった二人の患者さんに、
少しでいいので歌ってあげていただけないでしょうか」とのお話があり、
お二人がいらっしゃるお部屋のベッドの傍で歌わせていただきました。
スタッフのみなさん達も皆さん一緒に歌って踊ってくださり、
患者さん達も再び集まって来られ、
病室は歌声と笑顔に包まれました。
この病院のナイチンゲールさん達の熱心さには脱帽です。

兵庫青野原病院の皆さま、
貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

またぜひ皆さんにお会いしたいです。













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