2012/10/03

「文化・歴史講座」宝塚市ひらい人権センター





宝塚市立ひらい人権文化センターが主催する

「文化・歴史講座」の講師として、

約2時間、歌とお話を交えた講演をさせて頂きました。



季節の歌や、馴染みのある唱歌、韓国の歌、私たちのオリジナル曲を

聴いていただいたり、皆さんと一緒に唄ったり。

日本語とハングルで書かれた私たちのオリジナル絵本『パパカレーのうた』の紙芝居や、

アンニョン・クレヨンの寸劇による韓国語のお勉強もさせていただく中で、




きむみじゃは、

今日、この場所で初めて、

自分の「在日コリアン」としての、ありのままの経験、感じたこと、

考えなどを、ゆっくりとお話をすることができました。



受講生は50〜60代の女性が多かったのですが、

その中には、在日コリアン2世として苦労なさってきた方々や、

韓国民団宝塚支部の代表の方などもおられ、

私の拙い話で大丈夫だろうか…と、少し心配もありましたが、

「皆さんに教えていただこう」という気持ちで、

一所懸命、正直にありのままをお話させていただいたところ、

あたたかく受け止めていただき、

逆に色々なことを教わりました。





世の中の色々な難しい問題については特に、

人それぞれ、考えや意見が違ってくるのは当然とも言えますよね。

今日も、私たちの講演を聴いていただいて、

様々な感想やご意見がある中で、

皆さんと笑顔であたたかい時間が持てたこと。

これは私たちにとっても、とても貴重な経験となりました。



まずは目の前にいる人の経験や想いや考えを理解し、

認め合うことが大切ではないでしょうか。


そんな私たちの想い、そして皆さんの想いを、

音楽を通して分かち合えたと感じた、

素晴らしい時間でした。


そして、家族を想う気持ち、故郷を想う気持ち、友達を想う気持ち、

それらは、国境など関係なく、人間誰もが感じる尊い感情であることを

今日唄った歌を通して、あらためて気づかされました。


貴重な機会を与えていただき、感謝しています。



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